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今年の5月はほんと暑いですね!真夏日を記録している日もあるんだとか、梅雨前だというのにどうなっているんでしょうね。。そんな暑さに負けずブログ更新していきたいと思います!
そんな中、当社お客様よりエアコンが効かないとお問い合わせがあり、さっそく診断、修理を行いましたのでその内容をアップしております。今回の車両はAMG CLS63となります。
状況を伺っていくと、エアコンのスイッチを押すと赤色のランプが点滅して消灯する。ぬるい風しか出ない。とのことで、まずはテスターでエアコンガスの圧をチェックします!
『冷媒圧力が低すぎます→はい』『冷媒回路の充填不足→はい』判りやすい。。。この時センサー数値の項目は0を表示していました。
この時点で、エアコンガス漏れが漏れている可能性が高いですが、あくまでも圧力センサーが認識している値ですのでセンサー不良の疑いは残ります、そのためゲージマニホールド(ガス圧計測器)を接続して確認します!
ゲージマニホールドの接続部はフロント左側のサスペンション取付部の前側に位置しています。なんとも繋ぎやすい!整備士思いのいいクルマです!
※写真は補充後の分になります。。
接続しチェックしてみるとガス圧は低圧高圧ともにほぼ0を表示。ガスがどこかで漏れてますねー。。ここからはガスが漏れている箇所の特定に入ります!
一度ガスを補充し、点検を進めていきます。エンジンルームに配置される関連部品には漏れは見当たらず。室内側の関連部品を点検している際にエアコン吹き出し口よりシューという音が聞こえてきました。。。、あ、漏れてる。。。(通常は聞こえません!)※翌日にはガス圧は0になってました。。
車のエアコンも家のエアコンと同様に室内、室外機に分かれており、エアコンガスを圧力変化させ、その際に冷気を作り出す仕組み(ざっくりな説明ですいません)となっているため、ガス自体はサイクルを通して循環しており何かの不具合がない限り基本的には漏れないよう設計されています。
今回のケースはエバポレーター(熱交換器)が不具合を起こしガス漏れが発生していると仮定されます。これだけの音がするほどガスが漏れていると、部品を交換するしか直す手段がありませんので、お客様に状況を説明し、いざ交換作業へ!